2024年8月14日水曜日

すべての人は2種類に分けられる。阪急電車の車番に誕生日がある人と、ない人だ。

 すべてのほにゃららは2種類に分けられる。というのは、たしか、村上春樹の「スプートニクの恋人」を読んだ知人が言った、「すべての女は2種類に分けられる。いなくなる女といなくならない女だ」という箴言にもとづきます。

阪急電車のすべての電車は、4桁の車番をもっています。1103という車番を11月3日に対応させると、自分の誕生日に対応する車番を持つ阪急電車の車両がある(マイ誕生日車両♡)幸運な人が生まれます。ながらく、誕生日に対応しうる車番が存在しなかったのですが、2013年11月に2代目1000系がデビューし、ついに、2013年12月25日に宝塚線に

梅田側 1001 1501 1601 1051 1151 1551 1651 1101

という車番を持つ8両編成が登場することで、10月1日と11月1日生まれの人に、マイ誕生日車両がうまれました。その後、1000系の投入が続き、2021年6月17日に

梅田側 1019 1519 1619 1069 1169 1569 1669 1119

が投入されて、10月1日から19日、11月1日から19日まで対応する車両が登場しました。それ以降新規の1000系車両の投入が行われなくなり、昨日2000系が登場したことで、これ以上の1000系の増備はないと思われます。

誕生日が10月1日から19日および11月1日から19日である10%強のみなさんは、マイ誕生日車両とのツーショット写真などをとりつつ、その幸運をかみしめましょう。ちなみに私はすでにツーショット写真をとりました。

11月11日生まれの人はさらに素晴らしいことに、毎年11時11日の11時11分梅田、あるいは三宮初の神戸線各駅停車にはなぜか、三宮側1111の編成が割り当てるポッキーの日となっており、出発時のホームは謎の盛り上がりで誕生日を祝ってもらえます。