2015年1月23日金曜日

中心代謝のフラックスレベルでの理解に向けて

先日、1/20に日本生物工学会代謝工学研究部会第3回シンポジウム「中心代謝のフラックスレベルでの理解に向けて」を開催しました。部会員のみなさまに加え、様々な分野から多くのかたにご参加いただき、まことにありがとうございました。


トップバッターは理化学研究所環境資源科学研究センター研究員の小山内崇先生より、「代謝工学を目的としたラン藻の炭素代謝改変法について」という演題でご講演いただきました。グローバルレギュレーターの発現量を変えることで、光合成微生物(シアノバクテリア)の中心代謝フラックスをドラスティックに制御する研究の基礎から応用まで多岐にわたる話題を提供していただきました。


続いて大阪大学大学院情報科学研究科清水教授より「中心代謝フラックス解析法の基礎」、松田より「トレーサー実験と13C代謝フラックス解析の違い」、戸谷特任助教より「代謝フラックス解析の実際<物質生産微生物、光合成微生物、培養細胞>」という代謝フラックス解析の基礎から、原理の説明、実例にいたる技術よりの濃いい演題でセッションを進めさせていただきました。また、最後には参加者の方からも数多くのコメントをいただき、大いに意見交換を行う事ができました。




終了後は懇親会にてさらなる情報交換を行いました。今後も日本生物工学会代謝工学研究部会では代謝工学研究の発展に向けた活動を行って参りますのでどうぞよろしくお願いします。また、こんな企画やってほしいなどご意見ご要望がありましたらどしどしお寄ください。




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