2024年7月10日水曜日

信長の野望・全国版の音楽

50代以上のおじさんおばさんは、子供のころ「信長の野望・全国版」に青春の時間を吸い取られた人も多くいたと思われる。ファミコン版のカセットが9800円とめっちゃ高価だったわりには、グラフィックがショボく、持ってるだけでそこがまた、かっこよかったのであります。またPC8801などのPC版は、そもそもPCを持っている人は極めて希少だったため、「信長の野望・全国版」が動いているのは広島の紙屋町の「ダイイチ」のPC売り場だけだったように思う(中学生のころ通ってった)。

この「信長の野望・全国版」の忘れられない記憶として、音楽がある。とくに戦場の音楽がすごくかっこよく、「信長の野望・全国版」をもっている友達の家で、なにしろ戦争中短い曲が延々と繰り返されるので、すっかり頭にこびりついてしまい、今でも全フレーズ思い出せるのであります。そのようなファミコン音楽はあまりありません。

その後、1998年ころ片岡仁左衛門がでていたNTTの「情報の旅人編」(そうだ、人間がマルチメディアなんだ、っていうやつ)の音楽のあまりのカッコよさに、雑誌でしらべたところ、「菅野よう子」という人が作曲者であるとわかりました。菅野よう子さんはその後、アニメ、CMなどいろんなろころで大活躍してます(復興ソングの「花は咲く」も作曲)。

で、昨日何の気なしに調べていたら、あの、「信長の野望・全国版」の音楽が菅野よう子さんの最初期の仕事(22歳ころ)であることが判明。おどろきました。頭にこびりついている音楽の両方が、同じ人の曲であったとは。

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