LC-MSを用いたノンターゲットあるいはアンターゲット(non-targeted,
un-targeted)型のメタボローム分析はデータ処理に対する考え方が、通常のターゲット型定量分析と大きく異なります。これまでの小規模なノンターゲット分析から、大規模化するための検討事項、および研究室間でのデータ共有むけて標準化すべき課題の洗い出しをおこなってみましょう。これから下記の点について議論していきます。
- LC-MS分析メソッド
- LC-MS動作の基準およびその確認法
- 分析法全体のバリデーション法
- 保持時間のアライメント用のテンプレートデータファイルの共有、標準化
- コンセンサスMetabolite Featureリスト (Known-unknowのリスト)
- コンセンサスMetabolite Featureリストを管理するコンソーシアム
- 堅牢なピーク面積の決定法
- ピーク面積処理結果のQuality assessment法
- globalQCより上位のMasterQCサンプル
- global QCを設定する際の考え方
- QCサンプルを挟む頻度などのランオーダー
- QCを用いた強度値補正法
- 検出器感度補正用内部標準物質の種類および濃度
- 化合物オントロジーシステム
- 化合物を「同定した」とみなす基準
- ヒト代謝物同定jamboree開催
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