2015年6月11日木曜日

この物語を7文字で要約せよ。

大規模データの解析には、まず、お話を要約するスキルが重要みたいです。要約の達人といえば(以下敬称略)、山形浩生と内田樹でしょう。二人の東大出身者らしい天井知らずな頭の良さにしびれてみましょう。今回取り上げます山形浩生は「要するに」とか「雇用と利子とお金の一般理論の要約」などを書いちゃうくらい、要約大好きな、ひとです。最近はトマ・ピケティの「21世紀の資本」を翻訳し、そのついでに無精なわれわれにこの大著を要約、解説したあんちょこまでつくって無料で公開してくれています。ありがたや。このあんちょこをみると

  • 優先順位を階層ではっきり示す。
  • うまく要約できれば1-2行の箇条書きになる
  • 正確さと難しい言葉づかいは関係しない。

点などがが我々初心者の学習ポイントでしょうか。気楽に書いているように見えますが、実際に作るのは相当の技が要る点にも注意しましょう。ちなみに本記事のタイトルの答えは「いろいろあった」(国語入試問題必勝法より)であります。受験で要約問題など国語が苦手だった人は必ず読みましょう。清水研文庫にもそのうち入れておきます。

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